「気」を知ることは「自分」を識ること TAO マインドフルネスコース(気功・瞑想)

TAO マインドフルネスコース
(気功・瞑想) 概要

心の静寂と深いリラクゼーション

「少林内功一指立禅」は、福建省にある中国武術のメッカとして有名な少林寺に伝わる練功法(気功法)です。静と動が一体となった練功法であり、禅の境地に基づいてつくられた、他には類を見ない独特な修練といえます。

また、「少林内功一指立禅」は、手の指と脳との間に密接な関係があること(十指連心)、手の指はそれぞれ特定の内臓の働きと関係していることを技法のベースにしています。

全身の気の流れを整え、手指から出る気の力を強化し、内気外放(身体の中の気を外に投射すること)を可能にします。健康法としてはもちろん、気功治療や武術的な気の力を強化したい方にも効果的な鍛錬です。

「小周天気功」は、TAOプレイスオリジナルの気功法(意念小周天を簡易型に改編したもの)で、いくつかの呼吸法の組み合わせによって構成されています。無理なく行えるように、呼吸法の基礎からじっくりと取り組みます。

このコースは、【気功法】【呼吸法】【瞑想法】を組み合わせたカリキュラムが組まれています。3つの相乗効果で、心の静寂と深いリラクゼーションに導きます。

瞑想法は、主に精宮瞑想(気との一体化)を行いますが、ムドラ(心身のエネルギーを活性化させる手指を使ったジェスチャー)と組み合わせることで、より深い意識状態を体感していきます。

少林内功一指立禅のヒストリー

少林寺に一師相伝として継承されてきた練功法で、1960年代前半までは、その存在が外部に知られることはありませんでした。広く世に知られるようになったのは、真偽のほどは定かではありませんが、次のようなエピソードが伝えられています。

1966年に始まった文化大革命によって、僧侶(修行者)、スポーツ選手、芸術家などの文化人が弾圧を受け、少林寺の僧侶も寺から追放させられました。その中に少林寺でただ一人、一指禅を伝承する闕阿水(きあすい)老子がいました。

老子は上海へ流れ、上海で便所掃除をしていたそうです。そこに、用を足しに来た人が突然急病で倒れ、老師が外気を投射してその人を救ったことから、老師の不思議な力が話題になりました。

しかし、時の国家権力者は、その能力を認めず外気治療はインチキとされ、老師は上海の監獄におくられてしまいます。老師は、監獄の中でも病人を外気によって治療し続け、その情報を聞いて国家の中枢にいる人までが治療に訪れるようになりました。

このような経緯から国家も老師の不思議な力を認めざるを得なくなり、今度は一転して上海中医学院の副学院長として招かれることになったのです。上海中医学院の副学院長を務めた林厚省氏も、一指禅を学んで、鍼なし麻酔などの外気投射を行えるようになったとのことです。

修練内容

養体チェック:
梯形手勢
基本修練:
導引体操・身体調整・スワイショウ・腕の脱力チェック
気功法:
九旋功・外丹功・外気投射法
少林内功一指立禅(練功):
腕、胴、脚、指の通関技法
小周天気功(呼吸法):
濁気吐き・鞴式呼吸法・内臓引上法・陰陽吐納法・調息・文息・還息・等
瞑想法:
精宮瞑想等

期待できる効果

立禅で気を高め、小周天気功で心を静めるプロセスは、深いリラックスをもたらし、精神修養をはじめ、ストレスや神経性の疾患の緩和にも役立ちます。

  • 心身の深いリラクゼーション(瞑想時心の鎮まり感アップ)
  • 内的知覚力の養成
  • 健康増進(ストレス、神経性胃炎等の緩和)
  • 気功治療や武術的な気の力の強化
  • 感情のコントロール、集中力アップ

担当指導士

【TAO マインドフルネスコース(気功・瞑想)】
福士 晶子

ご案内

  • TAO マインドフルネスコース(気功・瞑想): 水曜 18:00~20:00
修練生の声

練を重ねるほど、その奥深さが身にしみます。内外の感覚も繊細になってきます。自分が拡がったようにも感じられます。心と身体を芯から緩めていく感覚は、普段では感じられない静まり感があります。(男性/貴金属加工業)

ッサージの治療院を営んでいますが、手や指先の気の感覚が高まったおかげで、患者さんの患部を迅速に的確に押さえることができるようになりました。受講以前に比べて数段、治療技術が上がったような気がします。(男性/マッサージ治療院経営)

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