福士 晶子(ふくし あきこ)
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青森県八戸市出身。
近所のお寺と田んぼと野山が遊び場所で、幼馴染みと暗くなるまで泥んこになりながら遊んだ感性豊かな幼少期を送る。
5~13歳まで音感やピアノを学ぶ等、音楽に親しみ、12~18歳までの7年間はバスケットボール部に所属。スポーツが大好きで、特に陸上競技や球技が得意だった。机に向かう勉強はそっちのけで身体感覚優位の青春時代を過ごす。その後は美術大学(東京)に進学し、4年間美術と芸術(染織)を学び、美術・工芸の教員免許を取得。卒業後はテキスタイルデザイナーとして一部上場企業に就職。
しかし、常に超個性を要求され、商業的に流行を生み出す仕事への疑問と、都会での華やかな生活にどこか虚しさを感じて、体調を崩したことを機に退職。この頃から「真の自分探し」が始まる。一人旅で奈良の古寺を巡り、「本当のこと(真理)が知りたい」という気持ちに突き動かされるように心理学や哲学、東洋医学等の本を読み始めていた。
そんな折、未開民族の民藝(天然素材の衣装や器)、子供の絵等に興味を持つ等、心のベクトルは素朴で自然なものに惹かれていき、草木染織の職人を目指すようになる。さらに専門的に学ぶために大学の研究室に戻ろうと手続きをした矢先、まさに人生の転機が訪れる。とある本屋で島田明徳先生の書籍と出逢い(1991年)直接指導を受ける機会に恵まれる。心と身体を通して「自然の法則と調和した在り方(being)」について学び、「気」の世界と太極拳の真髄に触れ、深く感銘を受ける。「真の自分と自然な表現(無為自然)を探求する道」は、実は“ここ”にあったと気づき、その道を極めることを決意し、今に至る。
調和に向かう実践の中で心身が生まれ変わったように調い解放された経験から「道(タオ)の教え」を伝承する役割を自覚する。
現在「TAOプレイス」を中心に活動中。
- 【TAOプレイス主任指導士(1997年~)】
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[1]指導内容
- 気功、太極拳(簡化二十四式太極拳、古伝陳式太極拳老架式、陳式太極拳規定套路五十六式)
- 少林内功一指立禅と小周天気功(各種気功法、各種呼吸法)
- 練気柔真法(自然と調和した心とからだを取り戻す心身トレーニング)
- Oneness RENKI(すべてはつながり一つであることを体感する)
- TAO Oneness Club(自然と調和した心を育むワークショップ)
- TAO マインドフルネス(“今”に意識を集中し、あるがままに気づき受け入れる)
- 指導士養成(TAOプレイスの指導士を育てる)
- その他(各種ボディワーク、ヨガ、ピラティス、導引術、瞑想等)
[2]その他、特別企画のワークショップ(ファシリテータ―、講師)
- 特別修練(お正月修練、合宿等。毎年1~2回)
- 心とからだのリラックスワーク(毎月1回、第2日曜日)各回約30~40名参加(2007.7.8~現在)
- 音のワーク「テーマ/動作と音、響きとコミュニケーション」(2008.11.23)
- 【フェリス女学院大学/講師/選抜科目授業】
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- 演奏のためのからだづくり(音楽学部演奏学科対象)
声楽や楽器(ピアノ、フルート、チェロ、バイオリン等)を専攻する学生達に、演奏や日常に役立つ心とからだをつくるトレーニングを指導。(2011.4~2020.3) - 身体の科学(音楽学部音楽芸術学科対象)
“身体とは何か”を紐解きながら、東洋の身体のとらえ方や、真の健康と自己認識(存在)の方向性を導く。(2020.4~現在) - アーティストのための身体論(大学院修士課程対象)
舞台や日常で自由に生き生きと表現するための安定した身体づくりや、身体内部の微細な感覚を研ぎ澄ますトレーニング等を指導。(2020.8~現在)
- 演奏のためのからだづくり(音楽学部演奏学科対象)
- 【外部セミナー、ワークショップ、企業研修、講座等】
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- 鼓童文化財団和太鼓研修生対象「テーマ/脱力による心身トレーニング法」
毎年1回(新潟県佐渡島/2004.4~現在) - 鼓童和太鼓舞台メンバー対象「テーマ/脱力による合理的身体運動法、呼吸法、心身のケア等」
毎年1回(新潟県佐渡島/2004.4~現在) - 某国家公務機関/術科訓練生選抜メンバー対象「テーマ/パフォーマンスを高める心と体づくり」(2018.4.17)
- Wisdomクラス企画「テーマ/いざという時に役立つ女性のための護身術」(2018.10.14)
- 東洋医学研究会“はるかん”関東圏医学部大学生対象ミニワークショップ
「テーマ/気功・太極拳の真髄(内功:内的知覚力養成法)を体験する」(2010.3.17) - 森と気のワークショップ(宿泊型)
「テーマ/自分の中に森を見つける旅:森の中で五感を研ぎ澄ます」
1泊2日(於・長野県女神山ライフセンター/2010.5.16~17)
「テーマ/森と対話し、内なる自然とつながる3日間」
2泊3日(於・長野県女神山ライフセンター/2012.7.14~16)
- 鼓童文化財団和太鼓研修生対象「テーマ/脱力による心身トレーニング法」
- 【RENKIメソッド・トレーナー(パーソナルトレーニング)】
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- 個人レッスン(対面)年間約280名1回40分~1時間(2010.4~現在)
コースフォローアップ、姿勢(自然体)づくり、合理的な身体の使い方、ボディケア、各種技法(気功、瞑想)等を伝授。
- 個人レッスン(対面)年間約280名1回40分~1時間(2010.4~現在)
- 【ライフコミュニケーション・アドバイザー(パーソナルコーチング)】
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(財)生涯学習開発財団認定コーチ
自己成長、自己探求を目的に行う「TAO Self Coaching」、
生活全般、能力開発、健康、コミュニケーションの改善を目的とした「Personal Coaching」、
目標達成、人材育成、セルフマネージメント等を目的とした「Business Coaching」
を集約し、「ココロとカラダのコーチング」として提唱。- 個人コーチングセッション(対面/オンライン)年間約200名1回1~2時間(2005.12~現在)
- 企業研修グループコーチング(東京都指定介護事業所(株)ゆあ・はんず)
ファシリテータ毎月1回(2010.4~2019.3) - 心とからだのコーチング勉強会(2007.6~2008.6)
- プロコーチのための勉強会(CTP17主催/2008.4.20)
「テーマ/心とからだのコーチング~からだの声を聴こう~」講師・表演 - プロコーチのための勉強会(TheCoaches主催/2008.9.28)
「テーマ/五感を学ぶシリーズ[1]:カラダから直感・気持ちを理解する」講師・表演 - プロコーチのための勉強会(コーチングファーム主催/2011.10.23)
- プロコーチのための勉強会(日本コーチ協会東京チャプター主催/2011.7.26)講師
「テーマ/基本から学ぶ、現代人のための瞑想法~瞑想で心すっきりリフレッシュ~」
- 【その他】
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- 「環境的持続可能」「社会的公正」「精神的充足」を軸に地球の今と未来のために何ができるのかを参加者とともに考えていく体験型プログラム「チェンジ・ザ・ドリームシンポジウム」を開催。認定ファシリテーター。
- 心の平和を伝える「ファースト・ピース・サークル」認定シードプランター
- 重い病と向き合う方のサポートとして、コーチング及びカウンセリングやヒーリングのセッションを行う。
- 海外支援カンボジア(NGO SHERE LOOP/シェアループ)理事。カンボジアの青少年たちに武士道の精神(思いやりや心の強さ)を伝えるため道場を建設、武術指導をするNGOで活動中。
- 総合武術道場“武颯塾”主催「日本・カンボジア交流演武会」招待演武(古伝陳式太極拳老架式)(2007.9.23)
- 雑誌キャレル2009年9月号取材「テーマ/古伝太極拳的介護技術でサポートする
宝生 佳世(ほうしょう かよ)
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東京都練馬区出身。
小学生の頃から「自然とともに生きる」ことにあこがれ、「山で自給自足の生活をしてみたい!」と言っていたほど、自然の中にいることが好きだった。高卒で就職。休みになると、大空と大地の恵みを満喫するために、冬~初夏はスキー、夏は海、秋は温泉旅行等々、自然を求めて旅をした。「ずっと自然の中で生活したい!」「もっと自然に生きたい」という欲求が高まり、窮屈になっていたOL生活にピリオドを打ち、白馬八方のペンションで居候をしながら約1年働く。その頃、友達からは「永遠の自然児」と言われるようになる。
祖母(脳血栓で半身不随)が壊疽になり入院。母と叔母と私の3人で、病院に泊りがけの付添生活を約半年間、看取るまで経験する。「家に帰りたい」「こんなことまでして生きていたくない」と言う祖母。「祖母が本当にしたいことは何?」という疑問から、「人が自然に死ぬとは?」「人が自然に生きるとは?」といようなことを考えるようになる。
その後、さらなる大自然を求めてニュージーランドへの一人旅に出る(約8ヶ月)。その旅の途中、どこまでも果てしなく広がる大自然に触れれば触れるほど、その中にあっても、どこか自然になりきれていない自分を感じ始め、「本当に自然とともに生きたい!」という欲求がさらに高まる。
帰国後、興味は「気功」「太極拳」に向いていく。知り合いの狂言師の事務所で働いていた時、そこで知り合った方の紹介で、島田明徳先生に出会う。「自然は自分の内にある」「内なる自然とつながることは、天地とつながること」という言葉は、外側に自然を求めていた自分にはとても衝撃的だった。そして、実践の修練を通して、「これをずっと探し求めていたのだ!」と実感する。 以来「内なる自然につながる」旅が始まり、現在に至る。
1997年より、TAOプレイスにて指導士、受付・庶務、ワーク等のスタッフとして活動中。
2020年より、リラクゼーションを目的とした「TAO☆ヒーリングサロン」を開設。年間約360人を、個人別にその日の体調に合わせたメニュー(ボディケア、気功療法、波動調整法、練気整体等)で身体の状態を整え、「自然と調和」した心と身体を取り戻すための施術をしている。
- 【TAOプレイス指導士(1997年~)】
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[1]指導内容
- 練気柔真法(自然と調和した心とからだを目指す心身トレーニング)
- 気功、太極拳(簡化二十四式太極拳)
- 少林内功一指立禅と小周天気功(各種気功法、各種呼吸法)
[2]その他、講師歴
- 千葉県/多古町「心と身体のリラックスワーク」
- 静岡県/富士市「心と身体のリラックスワーク」
海外支援カンボジア(NGO SHERE LOOP/シェアループ)理事。
カンボジアの青少年たちに武士道の精神(思いやりや心の強さ)を伝えるため道場を建設、武術指導をするNGOで活動中。
2020年より、リラクゼーションを目的とした「TAO☆ヒーリングサロン」を開設。年間約 360人を施術。
齋藤 博勝(さいとう ひろかつ)
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子供のころは外で遊ぶのが大好きな子供だった。昆虫と鳥が大好きで、たくさんの生き物を飼っていた。
小学校に上がると、家庭訪問の先生に「斎藤君は字が汚くて読めません」と注意された事がきっかけで、母に連れられ書道教室へ行った日から10年間通い続け、書道五段を取得するまでに上達した。
スポーツも大好きで、小学校は野球、中学と高校はバトミントンと、勉強より部活動中心の学生生活を送った。大学の入学時に、友人の紹介でテコンドーを始め、そこで島田明徳先生と出会う。その当時、明徳先生は空手やテコンドー、中国武術などを教えていて、明徳先生のおかげでテコンドーの日本代表選手になるまで育てていただき、ソウルオリンピックにも出場した。
その練習過程で過酷な減量をしている時、身体内部の感覚が敏感になり味覚が変わったり、試合中に相手が止まって見えたり、自分の動きもスローに見えたりと、普段の意識状態では感じ取れないような経験をしたことで、肉体より精神の方が優位にあると感じた。
そしてこの経験が、指導者になった時に、減量で失敗した後輩へのアドバイスとなり、全日本大会で入賞させることができた。現役を引退し、指導者になったものの、後輩たちは次々と世界に羽ばたいて行くのに、自分はオリンピックの時に得た感覚も薄まり、今の自分に納得がいかない日々が続いた。
その時に、明徳先生からかつて言われた、「テコンドーをやり切ったら、もう一度来なさい。(次のことを)教えてあげるよ」という言葉を思いだし、1997年、武術の表舞台から完全に身を引いていた先生が主宰する「太極の理実践会」の門を叩くことになる。
現在、「人間は元々自然の一部であり、自然の法則に適応したときに昀大の機能を発揮する」という基本原理をもとに、武術練気を通して、本来の自分らしさを取り戻したいと考えている。
- 【TAOプレイス指導士(2021年~現在)】
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- 練気柔真法コース
- 【テコンドー指導者】
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現役引退後、後輩の育成に尽力を注ぎ、2021年東京オリンピック代表選手、2023年世界テコンドー選手権大会の日本代表選手など、多くの選手の指導にあたっている。
- 【実績】
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- 元テコンドー日本チャンピオン
- 1986年 テコンドー日本代表として、アジア大会代表
- 1988年 ソウルオリンピック代表として出場しベスト8進出
- 1989年 第3回全日本選手権大会昀優秀選手賞受賞
- 1998年 第2回全国中国武術総合大会「推手の部」準優勝
- 1998年 第2回全国中国武術総合大会「散打の部」第3位
とても熱心に指導してくださり、修練生の学ぶ意欲を引き出してくれます。(女性/整体師)
どんな質問や話しにも応じてくれるので、安心して心を開ける先生です。(男性/会社員)
気さくで親切な先生です。
(男性/会社員)
シンプルで分かりやすく、和やかなムードでじっくりと指導してくれます。(男性/会社員)
身体の使い方をその人にあった無理の無いやり方で丁寧に教えていただいています。(女性/音楽家)
優しさで包んでくれる笑顔の素敵な先生です。(男性/会社員)
1つ1つを丁寧に細やかに言葉かけされるので、初心者にもわかりやすく取り組めます。(男性/管理薬剤師)
やさしい佇まいで修練生を受け入れてくれる先生です。(男性/特別支援学校教諭)